二口さんは通信講座を利用してインストラクター認定資格を取得後、群馬県高崎市を中心に活動をしています。
Q.現在の活動について教えてください
現在は、
①3色パステル画寺子屋 AMとPM の2部制クラス(毎月第二土曜日) 群馬県前橋市
②ゆるりと3色パステル画ワークショップ&ミニ展示会 in ウェルシア薬局
(毎月第二金曜日) 群馬県高崎市
③はるな医療生協組合員活動部のなんでも生活相談の炊き出しのテーブルでの
ミニ展示会 (毎月第四火曜日) 群馬県高崎市
上記の他、今迄、単発的な依頼で、NPO法人さんきゅうハウス、ゆう・遊、富岡市立美術館、児童養護施設、空手道場、地球市民交流館等での3色パステルアートワークショップを、県外も含め、開催してきました。
インストラクターとして、受講される皆様と共に学び、楽しさを分かち合う姿勢と、自由な表現をして頂ける居場所作りを目指し、絵を描く場だけではなく、希望が有れば、無料の教育相談や生活相談先の紹介をさせて頂いています。
Q.受講のきっかけは?
受講のきっかけは、とても身近な事からでした。
家族がいつも元気が無く、自分が何をしてあげれば、励ます事が出来るのか?を考えながらパソコンを見ていた所、3色パステルアートのホームページを見付けました。
とても美しい色と絵が沢山投稿されており、元々、いわさきちひろさん等の淡い色合いが私も家族も好きだったので、心に深く沁みる感じが有りました。その後、通信講座でインストラクター資格を取得し、毎日絵を1枚描いて家族の為に部屋に飾っていた所、家族が笑顔を見せる様になりました。
家族も自分自身も心が元気になれた事を実感し、家族の知り合いからの依頼で初めて、群馬教育会館でワークショップを開催しました。
現在、教育会館のワークショップは、寺子屋という名前の定期的な3色パステル画教室となり、1周年を迎え、受講生の皆様と小さな夏のパステル画展も開催しました。
Q.心がけていることや印象的だったエピソードはありますか
鑑賞会の時間を大切にし、講師と受講生という関係性ではなく、一緒に絵を描く仲間である様に心がけています。
受講生の方から、
「心がリフレッシュして、前向きな気持ちになれる。家族皆が楽しく過ごせる様に、3色パステルアートを習いたい。学校の美術の時間で、絵が嫌いになったが、3色パステルアートに出会えて絵を描くのが好きになった。生活の中の楽しみが増えたので、遠い所に住んでいても3色パステルアートを習いに来たい。」
等々の声を頂き、3色のパステルで絵を描く大切さを実際に感じ、3色パステルアートを受講生の皆様と描く居場所作りを続けていく事は、自分も受講生も心が解放される場になっていると分かりました。
自分自身の心の変化として、まずは、絵がとても好きになれた事、絵で人と楽しく繋がる事が出来る様になった事等、日常生活の中に、楽しさを見出す事が容易に出来る様になれました。
読んでいる人へのメッセージ
3色パステルアートを受講し、絵を描き始めると、自分が本当に表現したい色が創り出せる様になれますし、人と絵を通して、楽しく繋がる機会が持てる様になりますので、是非、受講されてみてください。
これから、クラッシック喫茶あすなろ(群馬県高崎市)で、毎月第三金曜日に、3色パステル画ひろばという定期ワークショップを始めます。教室というよりも、絵を描くひろばですので、お気軽に3色パステルアートを描きにいらしてください。
メディア掲載情報
2020年9月4日の『しんぶん赤旗日刊』に活動が掲載されました。