北島亨博さんは3色パステルアートインストラクター資格取得後、子どもの現場を中心に活動されています。

現在の活動について教えてください

2021年4月にインストラクターの資格を取得しました。
現在、横浜市の2校、川崎市の2校、町田市の3校の学童で「3色パステルアート」を開催しています。

主に夏休み、冬休み、春休みの長期休暇中に、1時間で作品2枚を作成する内容で、参加人数は10〜24人で実施しています。2023年の実績は23回開催、延べ373人が参加しました。

これまでの活動を通じて、多くの子供たちが「3色パステルアート」に親しみ、自分だけの作品を作る喜びを感じています。

資格講座受講のきっかけと感想を教えてください

コロナ禍により、長年続けていたみなと博物館のペーパークラフトの教育ボランティア活動が休止となりました。
また、学校が突然休校になったり、行事が中止になったりと、子供たちの日常も大きく変わりました。

そんな状況の中で、何か子供たちを笑顔にできる方法はないかと考えるようになりました。 子供たちに何か教えられるものを探していたところ、以前から興味を持っていたパステル画が目に留まりました。そこで出会ったのが「3色パステルアート」でした。

このアートは、芸術性の高い作品を描くのではなく、楽しく自由に描くことができる点が魅力でした。さらに、絵のレシピがあり、使用する画材も最小限で済むため、手軽に始められるところも気に入りました。また、このアートはアートセラピーとしての効果もあり、子供たちの心を癒すことができると感じました。

こうして、「3色パステルアート」を学び、子供たちと一緒に楽しみながら創造力を育む活動を始めることとなりました。これからも子供たちに笑顔を届けるために、この活動を続けていきたいと思います。

インストラクターとして心がけていることを教えてください

子供たちが楽しく描けるように、いくつかの工夫を取り入れています。まず、クイズを出したり、インスピレーションを刺激するためにさまざまな見本の絵を用意しています。これにより、子供たちの創造力を引き出し、自由な発想で描くことを促しています。

また、どんな絵を描いても全肯定で「いいね!」と声をかけることで、子供たちの自己表現を尊重し、自信を持たせるよう心がけています。

活動する中で印象的だったエピソードを教えてください

印象的だったエピソードとして、地域によって子供たちの描く背景が大きく異なることが挙げられます。

「背景は自由に描いていいよ」と伝えると、ある地域では背景が虹になったり、花火が打ち上げられたりすることがありました。
また、「桜の木」を描く際にも、そのレイアウトやイメージが子供たちそれぞれで異なり、視点の違いに驚かされました。

さらに、3色のパステルで多様な色を作り出せることに子供たちが驚いてくれたときも印象的でした。「こんなに少ない色でこんなにたくさんの色が作れるなんて!」と喜ぶ姿を見て、子供たちの発見と喜びを共有できたことに大きなやりがいを感じました。

読んでいる人へのメッセージ

上手に描くことよりも、楽しく自由に描くことを大切にしているため、子供たちは自信をもって「すごく上手に描けた」「きれいにできて嬉しかった」「絵を描くのが楽しかった」と言ってくれます。

そして、子供たちのきらきら輝く笑顔や、自由な発想から生まれるカラフルな作品を見られること、これが3色パステルアートのインストラクターの最大の喜びです。

あなたが誰かを笑顔にしたいという気持ちがあるなら、ぜひ講座を受講して、多くの人に笑顔を届けてください。
絵が苦手でも心配いりません。絵のレシピがあるので、どんな作品を描いても大丈夫。すべてを受け止めてもらえる環境です。

さあ、一歩前に踏み出して、仲間のインストラクターとともに活動しませんか?

 

北島亨博さん運営サイト
<カウンセリングルーム ドルチェ>
▼HP
https://dolce-counseling-room.com/
▼Facebookページ
https://www.facebook.com/mental.coach.toshi
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