2018年12月19日(水)インストラクター交流会・研修会特別編『香りを描くパステルアート』を開催しました。

3色パステルアートでは月に1度、インストラクターとしてのステップアップと、活動の情報交換のための交流会&研修会を開いています。

今回は特別編。
11月に引き続き香りの専門家をゲスト講師としてお招きし、3色パステルアートとのコラボレーションを楽しみました。

パステルアートで嗅覚を描いた作品です。レモンライム・グレープフルーツ・爽やかさ・男性らしさ・女性らしさなど、感じた色や形質感を絵に落として行きます。

 

パステルアートで五感を描く方法

香りを観る(みる)

ここでは香りを『嗅ぐ』ではなく『観る』ことを意識します。

用意されたのは名前のわからない5種類の香り。
自分の感覚だけを頼りに、先入観のない状態で香りを観ていきます。

形のない『香り』
そこに正解はありません。自分が感じるままに色をのせていきます。

はじめの香りはこちら。

 

甘くカラフルな小さな丸が下から上にのぼっていくような香り(個人的な感想です)。
綿棒で小さな丸を描きました。

↑2番目と3番目の香りを描き足しました。
男性的なパキっとした清涼感のある香りと、凛としてしなやかな女性のような眩しい香りでした。

↑4番目は鮮やかな赤やピンク、主役の華を思わせる香り。5番目はすっと広がる空や草原など涼しげな風景が浮かぶ香りでした。

全員同じ香りを観ていますが、感じ方は人それぞれ。当然好き嫌いも分かれます。

絵が完成したら、印象に残ったもの、好きなもの、絵がたくさん浮かんできたもの、、などそれぞれの角度で香りを観て、合計が100%になるように5つの香りの配分を考えます。

最後はその香りの配合通りに調合してもらい、オリジナルの香りのスプレーに。

言葉にならない『感覚』を大切に研ぎ澄ませる時間。
自分の五感をたよりに、いつもとは一味違ったパステルアートができあがりました。

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