2024年4月17日インストラクター交流・研修会『線香花火』を開催しました。
3色パステルアートでは月に1度、インストラクターとしてのステップアップと、活動の情報交換のための交流会&研修会を開いています。今月もオンライン開催で全国のインストラクターとつながることができました。
交流会報告
オンライン開催ではzoomの機能“ブレイクアウトルーム”を使用して、参加者を4~5人のグループに分け、まずは交流タイム。自己紹介や活動報告、活動するにあたっての困り事などを少人数でシェアしあいます。
今月は活動場所の探し方についての話題が多く聞かれました。
地域の社会福祉協議会や包括センターへ出向いたご縁で繋がったり、ボランティアセンターに登録して施設を紹介してもらったりと、勇気を出して踏み出した一歩から、徐々にご縁が繋がっていく様子を見聞きすることができました。
施設内の活動では、1人でも多くの人にご参加いただけるように、完成作品の掲示を工夫したり、周りで見ている方に積極的にお声がけしたり、来てくださった方にまたリピートしてもらえるよう、「作品のいいところを伝えて帰りには必ず感謝の言葉をそえることにしています」との声も。
“絵を描く”というだけでハードル高く、難しそうに感じられてしまいがちですが、誰でも簡単に楽しめるのが3色パステルアートのいいところ。絵のレシピがあって1から一緒に描いていける安心感や、少ない道具だけを使うので難しいことはひとつもないことなど、その良さを伝えていけるといいですね。
研修内容
今月のテーマは『線香花火』です。
夏の楽しみのひとつ『花火』
その中でも今日のモチーフは誰でも一度は手にしたことのある線香花火です。
まずは真ん中の火玉から描いていきます。
火玉のオレンジ色は三原色の中にないので、黄色と赤を混ぜて作っていきます。
2色を混ぜ合わせることで、不思議と立体感のあるぷっくりとした火玉に…。
火玉を描いたら次は背景の色作りです。
この絵のレシピでは赤青黄色3色とも使っています。
青と赤を多めにすると大人な雰囲気の紫色に(下写真、背景左側)、赤と黄色を多めにすると明るい茶色のような色合いに(右側)
同じ3色でも、色の重ね具合によって全く違った色ができあがり、何度も重ねて塗り直して、黙々と色作りタイムが無心になって集中できるひとときです。
背景の色作りができたら光を足して、花火の持ち手も加えて…
完成作品はこちら!
線香花火の光の入れ方に苦戦しながらも、思い思いの花火が完成しました。
みんな元気に弾けていますね!