これまで3色パステルアートでは主に、ダイソーソフトパステル(基本色)を使用してきました。

しかし、2018年末頃から数回リニューアルが行われ、2019年現在では色や質感が異なるものが同じ店頭に並ぶようになっています。下の写真はいちばん違いの分かりやすいピンク色です。

左)〜2018年10月頃まで販売されていたパステル(色:カーマインとの表記)
中央)2018年10月〜2019年1月頃まで販売されていたパステル(色:べにいろとの表記)
右)2019年1月以降に販売されているパステル(色:べにいろとの表記)

世界中でおこる赤不足

複数の画材メーカーへ確認したところ、世界中で顔料(原材料となる色の粉)が不足しており、仕入れ状況によって成分を変えざるを得ないとのことです。

ニュースイッチ:世界規模で「赤色」不足のなぜ?〜中国環境規制が引き金、原料の生産停止〜

3色パステルアートの絵で用いるパステルは、メーカーの指定を行なっていません。ソフトパステルであればどのメーカーのものでも同じように描くことができます。

明るい色合いのものは薄い3色(桃・黄・青)で…

深い色合いのものは濃い3色(赤・橙・紺)で…

それぞれ作品を描いています。

画材メーカー製品のおすすめのソフトパステルと色番号はこちらです。

(1)ゴンドラパステル(王冠化学工業所)

黄314,桃304,青125,橙212,赤305,紺128
*単色販売は2本〜

(2)ホルベインソフトパステル

黄345,桃156,青626,橙325,赤175,紺645
*単色販売は1本〜

 

パステルを通じて、地球の環境問題や経済状況を学ばせていただきました。
これを機にお気に入りのメーカーのパステルに出会えると良いですね。3色パステルアートでも画材メーカーさん協力の元、オリジナルパステルの開発に取り組んでいます。

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