2019年07月06日(土)インストラクター交流会・研修会『リレードローイング(少人数用)』を開催しました。
3色パステルアートでは月に1度、インストラクターとしてのステップアップと、活動の情報交換のための交流会&研修会を開いています。
今月は“1人1枚”ではなく、“2人で1枚”を描くちょっと変わった方法をご紹介しました。
交流会報告
今月は群馬、静岡、香川など…遠方のインストラクターさんからもご参加いただきました。
いつもは各々イベントを開いたり、趣味として個人で描いたり…バラバラに活動していますが、こうやってたまに顔を合わせるのも楽しいものです。3色パステルアートという共通項で、初対面でも会話が弾みます。
今回も介護施設やカルチャーセンター、放課後クラブなど、多岐に渡って活動している報告が聞かれました。
こちらは東京都八王子市の地域情報誌に掲載していただいたもの。地元で活躍するインストラクターさんに見せてもらいました。
研修内容
今月のテーマは『リレードローイング(少人数用)』
1人1枚描くのではなく複数人で1枚の絵をリレー形式
2人1組みになって、マスキングテープで区切られた枠のひとつひとつに交互に色をのせていきます。
普段は人が描いている手元はなかなか見られないもの。
「そうやって描いていたのか!」
「この色はこう作るのね…」
と新しい発見があったり、
「そうくるか!」
「じゃあ私はこうしようかな…」
「ここの模様を生かしたいよね…」
などと、お互いに良い影響を受けながら1枚の作品ができあがっていきます。
完成!
どれも3色で描いているとは思えないほど、美しく表情豊かな作品ばかり。これだけ揃うと賑やかで壮観です。
こちらははじめに右下の小さな逆三角形に描いていた3色のグラデーションが、いつの間にか全体に広がって大きな虹になっていたとのこと。
この2枚はご夫婦で参加された方の作品。家族で楽しむのも良いですね。
作品のかわいらしさにぴったり。サインもひらがなでかわいく入れられています(真ん中目隠しがされている部分です)。
人見知りしがちな人でも絵を通して自然と対話ができるのがこの手法の醍醐味。
2人で内緒話をするように、静かにじわじわと、その楽しさが内側から広がっていきます。
描いているときの楽しそうな表情が印象的な1日でした。