パステルを取り扱っているメーカーは多数あります。

その中でも、初心者向けに扱いやすく、パステルアートに最適なパステルを集めました。
色味・使用感・予算から好みのパステルを見つけましょう。

左から順番に5種類のパステルをご紹介します。

パステルアートに最適なパステルは?比較画像。5社のメーカーで描いたものの比較画像です。

 

1、ホルベイン・ソフトパステル

ホルベインソフトパステル24色入りの写真です。

国内ではシェアが広く、どの地域でも手に入りやすいホルベイン社製のソフトパステル。
25mm程と小ぶりで丸型。程よい柔らかさで色の伸びが良いパステルです。色が混ぜやすく初心者向け。単色販売あり。1本130円〜。(http://www.holbein-works.co.jp/softpastel.html)

 

ファーバーカステル・ソフトパステル

ファーバーカステル社のソフトパステルの見本

透明度が高い印象のファーバーカステル。高級画材として知られているメーカーです。
ホルベイン社製のものよりも固く、しっかりと色が定着します。スーッと伸びていくというよりも、じっくり時間をかけて塗ることで美しいグラデーションが描けます。単体売り無し。24色入り1600円〜。(http://amzn.asia/d/bMativT)

 

3、王冠化学工業所・ゴンドラソフトパステル

王冠化学工業所・ソフトパステル見本

日本で唯一のソフトパステル専門画材メーカー。
ひとつひとつ手作りで製造されていて、とても繊細で崩れやすいパステルですので優しく取り扱ってください。
しっとりとした描き心地が気持ちの良いパステルです。色の定着が良い分、重ねすぎると濁ってくる傾向があるため注意が必要です。単色でも美しい発色。単色販売あり。2本入り280円〜。
(http://www.gondola-pastel.com/gondola.html)

 

4、ホルベイン・セミハードパステル

前出のホルベイン社製セミハードパステル
セミハードの中では比較的柔らかく扱いやすいため初心者向けです。強い力を加えても崩れにくく、子どもなど力の加減が難しい対象者向けです。単色販売あり。1本110円〜。(https://www.holbein-shop.com/?mode=grp&gid=1795272)

 

ダイソー・パステル

ダイソーパステルリニューアル版

明記はされていませんが、固さとしてはセミハードパステルと同等です。
なんといっても低価格が魅力。描き心地も他社製と遜色なく仕上がりを比べても分からないほどです。

難点としては上から色を重ねる時に下の色が剥げやすいことが挙げられます。一方でその結果として色が混ざりやすいため、“ちょうど良い”力加減が苦手な人、絵が苦手な初心者でもグラデーションが作りやすいパステルです。18色入り108円。

 

見本のパステルアートに使用した画用紙

 

画用紙はマルマン製のものを使用しています。

 

パステルアートにはソフトかセミハードがおすすめ!

パステルアートを描くにはソフトパステルセミハードパステルをおすすめしています。

ハードパステルなど固い素材だと、網やカッターでパステルを粉にする必要があり手間がかかります。
一方のソフトパステルは、チョークのように柔らかい素材で、色の粉をとりやすいので、指で直接こすりとったり、綿やティッシュで描いたりと、手軽に楽しむことができます。

色合いで選ぶ、描き心地で選ぶ、予算で選ぶ、、
自分の用途と好みにあったパステルを見つけてくださいね。

おすすめの記事