今年も残りわずか。
年賀状の準備をはじめる季節になりました。

パステルアートの豊かな色彩は新春のご挨拶にもぴったり。

ただし、パステルアートで描いた年賀状をそのままポストに入れるのは危険です。

ソフトパステルは、顔料(粉)が用紙の表面の凹凸にひっかかることで着色する画材です。絵の具のように用紙に色がしみ込んでいるわけではありません。分かりやすく言うと、粉が用紙に乗っかっているだけの状態。
そのままポストに投函すると届いたときに色が落ちているどころか、他の郵便物まで汚してしまうかもしれません。

そこで、パステルアートを使って作成した年賀状を綺麗に届けるコツと注意点をまとめました。

 

年賀状が完成したらまずすること

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↑3色パステルアートの技法を用いて作成した年賀状です。
そのまま出すと色が落ちてしまうので、パステル専用の定着材を使用しましょう。

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パステル専用の定着材『フィキサチーフ』は高価なので今回はヘアスプレーで代用しました。
(詳細はフィキサチーフの代用品のページをご覧ください)

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若干色が沈みますが、念のため2回はスプレーします。
●フィキサチーフ→乾かす→フィキサチーフ(2回目)→乾かす

 

年賀状の重さを確認

6gまで同一料金で送ることができます。
画用紙やシールを年賀状に貼付けている場合は6gを越えないように注意が必要です。

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計量したところ写真の作品は4gでした。
何もしていない状態の年賀はがきは3gです。

 

ポスト投函・・・

今回は実験のため普通ハガキを使用しました。
切手を貼ってポストへ!(*2019年10月〜63円に変更になっています)

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後日、無事到着。
色落ちもなく綺麗な状態で手元に届きました。

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世界に1枚だけの年賀状。
描いた直後の美しい状態で新年のご挨拶をしたいですよね。少しのコツと注意点を知っておくだけで大丈夫♪ぜひチャレンジしてください(^^)

 

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