3色パステルアートでは、絵のレシピ販売益を食品購入にあて、『NPO法人フードバンク狛江』へ食品を寄付しています。
2019年01月度
2019年01月分の寄贈の報告です。
3色パステルアートからは、2019年01月分として、缶詰やカップ麺、レトルトのおかず等を中心に約22㎏をお届け。
前回とても喜ばれたレトルトのおかずは今回種類を増やしました。
さらに、Amazonのほしいものリストから個人での寄贈もいただきました。こちらは30㎏程。ご協力いただきありがとうございます!
フードバンク狛江さんでは、本当に“息づかいの分かる支援”をされています。
病気などで食べれないものはないか、炊飯器、お鍋、電子レンジはある家庭か、などなど丁寧に対応されている姿にはいつも頭が下がります。
少ない量でも必要としている人たちがいます。
春休みで給食がなかったり、
水道の民営化だったり、
ボランティアだけで回している難しさだったり、、
と、問題は山積みです。
そんな中でも、来年の春には支援世帯の子どもたち約20人が卒業&進学を迎えるそうです。お祝いに季節感あるお菓子もお届けしてきました。おめでとうございます!
寄付の仕組み
NPO法人フードバンク狛江とは
フードバンク狛江は代表の田中さんご夫婦が二人三脚で活動されている、小さなNPO法人です。設立のきっかけは、田中妙幸さんと近所に住むある小学生の出会いから。
-2015/12/22東京新聞より一部抜粋
「どうしたの?」。二〇一四年の夏の日の夜、近所の路上で小学三年生の男の子が立ちすくんでいた。男の子はアパート暮らしで、四人兄姉の末っ子。父はおらず、母親が一人で育てていた。母は仕事から帰らず、男の子は鍵を忘れてしまい、外に閉め出されていた。「おばちゃん家(ち)、来る? 遠慮しないで」
その後、母親から家計が苦しく、おなかいっぱいご飯を食べることもままならない、と聞いた。ケーキを半分持って行ったり、煮物をお裾分けしたり。家族との交流が始まった。
文部科学省によると、六人に一人の子どもが貧困状態とされ、母子家庭の子どもは半数を占める。栄養失調死が年間二千人に上る日本の現実-。
問題に少しずつ目を向けるようになり、ある時、生活保護を受ける家庭のニュースが目に入った。「皆さん、自分のことを責めて生きている。ズタズタになりながら」。それは、かつての自分とどこか重なった。
田中さんは、不妊治療にも励んだが、子どもに恵まれなかった。「どうにもならなくて社会につぶされそうな気持ちって分かる。でも、自分を責めないで。胸張って生きてほしい。」かつての自分を鼓舞するように立ち上がった。
食材を提供する市民の輪はみるみる広がっている。「知ってた? 涙って、つらい時よりうれしい時の方がいっぱい出るんだね」。田中さんは「私も社会の役に立つことができるんですね。顔が見える支援を続けていきたい」と、うれし涙をぬぐい、前を向いた。
社会貢献のツールとして
3色パステルアートはこれまで、介護施設や児童施設などを拠点としたワークショップを多数開催してきました。育成をはじめてから3年目をむかえ、インストラクターの人数も徐々に増えています。
微力ではありますが、これからも社会貢献の一環としての活動も広めていけたらと思います。3色パステルアートを通して、全ての人の生活の中にささやかな喜びと幸せの時間を作ることができるよう願っています。
問い合わせ先
・NPO法人フードバンク狛江に関するお問い合わせは、03-5497-0272(代表 田中妙幸さん)まで。
・3色パステルアートに関するお問い合わせは、info@3cart.netまたは050-5582-7331(代表 浜端望美)まで。