インストラクターに必要な『ファシリテーションのコツ』

 

ファシリテーションとは

ファシリテーション(facilitation)とは、人々の活動が容易にできるよう支援し、うまくことが運ぶよう舵取りすること。--特定非営利活動法人日本ファシリテーション協会サイトより引用

 

ファシリテーションは会議や学習、レクリエーションなど、様々な場所で使われています。
いざ勉強しようとすると奥が深いものです。そこで、ここでは3色パステルアートインストラクターとして活動することを想定したポイントを3つに絞ってご紹介します。

(1)導入編:スタートが肝心!最初の1分の練習は念入りに
(2)伝え方編:伝える順番の王道『PREP法』
(3)対話編:講義とファシリテーションの違い、参加者との対話

 

導入編:スタートが肝心!最初の1分の練習は念入りに。

はじめて3色パステルアートのインストラクターとして人前に立つとき、多くの人がリハーサルをして本番にのぞむと思います。

全て通して本番を想定したリハーサルができれば良いのですが、「忙しくて時間が無い!」というときは、最初の1分だけを繰り返しリハーサルしましょう。

ワークショップの出だしは緊張するものですが、スタートから自信なくボソボソ喋ってしてしまうとその印象をずっとひきずります。

反対に、スタートがスムーズで堂々としていれば、そのあとの段取りで多少バタバタしても、言葉に詰まってしまっても、悪い印象は持たれにくいものです。

参加者のみなさんに「この先生の言う通りに描いていればなんとかできそうだ」と、安心感を持ってスタートしていただくことが大切。

「この先生の言う通りにしていて大丈夫?」という不安をはじめに持たせてしまわないように注意しましょう。不安感があると、描いている途中で「うまくいかないな」「ちょっと難しいな」などど感じたときに、その不安感がどんどん大きくなってしまいます。

 

「それでは時間になったのではじめます」
「インストラクターの〇〇です」
「3色パステルアートとは~」
「今日のテーマは~~」

など、最初の1分は台本を用意しても良いくらい、どこの現場でもはじめ方は同じはずです。

もちろん全て通しで念入りなリハーサルができているのが一番ですが、その時間がなかったら、とにかく最初の1分。それだけはしっかりおさえましょう。

最初の1分をリハーサル通りにはじめられると、自分の自信にも繋がります。
はじめがスムーズだと緊張もすぐにとけますよ。

インストラクター自身がリラックスして楽しい時間を過ごしてくださいね。

 

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