2021年10月24日(日)インストラクター交流会・研修会『抽象画のアイディアの出し方』を開催しました。
3色パステルアートでは月に1度、インストラクターとしてのステップアップと、活動の情報交換のための交流会&研修会を開いています。
今回も新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンライン会議システムのzoomを使用しての開催です。地域の垣根を越えて、インストラクター同士交流することができました。
交流会報告
zoomの機能“ブレイクアウトルーム”を使用して、参加者を4~5人のグループに分け、まずは交流タイム。自己紹介や活動報告、活動するにあたっての困り事などを少人数でシェアしあいます。
インストラクターになったばかりの人にとっては、現場の生の声が聞ける貴重な機会。何年も活動を継続しているインストラクターにとっても良いアウトプットの場となります。
新型コロナウイルスの感染者数も減りはじめ、少しずつ対面での活動を再開している現場の声も聞かれました。一方で、デイサービスをはじめとする高齢者施設では、まだまだ外部からの講師は入れない状態も続いているようです。一般向けのイベントで、屋外で開催しているというケースも。晴れた日の日中は秋の風が気持ちよく感じられる季節。非日常体験に心も体もリフレッシュしそうですね。
今回は本題の『抽象画』にちなんで、「私はこんな感じ」と自分自身にぴったりな図形を選んでもらうワークもしました。
同じ形を選んでも、その理由は人それぞれ。意外な理由が飛び出たり、初対面の人同士でも和気藹々と楽しく盛り上がりました。
研修内容
今月のテーマは『抽象画のアイデアの出し方』です。
苦手意識がある、という人も多い抽象画。
その理由のひとつに、「自由に描いて!と言われると何も思い浮かばなくて固まってしまう。」という声がありました。
そのため、今回は抽象画の中でも“アイデアの出し方”にポイントを絞ったテーマで実施しました。
お伝えしたアイデアの出し方は4つ。普段何気なく目にしている“あるもの”に注目したり、見方を変えたりする方法をレクチャーしました。
それぞれテーマ決め、30分後には…
こんなにたくさんの抽象画が完成しました!
中には短い時間で2枚3枚とたくさん描いた人も。アイデアの出し方を知ると、「あれもいいかも。」「これも描いてみたい!」と創作意欲が湧いてきます。
パステルアートで抽象画はあまり目にする機会が少ないですが、やさしいふんわりとしたタッチを活かしたり、時には大胆にパステルを塗り込んでみたりなど、幅広い表現が楽しめます。消しゴムが使えるのもメリット。白が入るとまた作品の表情がガラッと変わっておもしろいものです。
何枚描いても飽きのこない抽象画。ぜひ試してみてくださいね。