2017年12月10日(日)インストラクター交流会・研修会『共感覚アート〜音色パステルアート』を開催しました。
今回はインストラクターで、ピアニストでもある磯崎麻奈美さんとのコラボ企画。
ピアノのあるお部屋を借りて、生演奏を描くというとっても贅沢な企画です。
さらに今回は今年最後ということもあり、ピザをとって懇親会も。新しい仲間も増えてインストラクター同士の交流も広がり楽しい時間となりました。
交流会報告
交流会では参加したインストラクター同士で、近況報告やこれからチャレンジしたいことをシェアしています。
今回集まったインストラクターは約20名。
それぞれの場所で3色パステルアートをツールとして、たくさんの人を喜ばせている様子が伝わってきました。
高齢者向け、子ども向け、社会人向け、、対象も、場所もいろいろ。
高齢者向けには短時間で満足感の得られる作品を選んでみたり、
子ども向けにはカレンダーづくりのワークショップをしたり、
大人向けにゆったりとした時間と交流の場をつくる工夫をしたり、、
同じ「3色パステルアート」でも、相手に合わせた楽しみ方の形は千差万別です。
インストラクターどうしで反省点やうまくいったポイントを交換すると、さらに経験値がアップ。交流会はとても貴重な場です。
研修内容
今回のテーマは『音色パステルアート』
ピアニストの磯崎さんに生演奏をお願いしました。
まずは『共感覚』についての簡単なレクチャーから。
(関連記事:アートセラピーの効果(3)-共感覚と五感・右脳の活性化)
2000人に1人といわれる共感覚者になることはできませんが、近い感覚は人ならだれでも持っています。
思考はいったん脇において、
自分の感覚を研ぎ澄ませながら【感じたままに表現すること】を体感します。
感覚的なものなので、
知識を入れるより、まずやってみる!
早速スタートです。
今回は紙も4種類用意しました。
・マーメイド
・フリッター
・バフン紙
・トレーシングペーパー
です。
曲を聴きながら、自分の感覚に近い紙を選びます。
あとは自由にのびのびと。
床で描くのももちろんok。
↑完成作品。
“穏やかな緑と薄紫ではじまり、それが次第にあふれて中盤では黄色とピンクの丸が上からこぼれ落ちてまた消えていく。そんなイメージを感じました。”
感じ方は人それぞれ。正解はないので、感じたままに色を重ねていきます。
演奏曲はシベリウスの樅の木。曲名は知らずに描いています。
2曲目は、カンテレというフィンランドの弦楽器でフィンランドの民謡を聴かせていただきました。
ピアノより直線的な音のイメージ(*あくまでも個人の感想です)。
会場にはかわいらしい独特の音色が響きます。
みんなが自分の感じたままを表現した作品。
それぞれの音色が出揃いました。
感覚は自分だけのもの。
お互いに交換することができません。
だからこそ、
「あなたはこう感じたのね!」
「ここは私と似ているなぁ」と新しい発見の連続。
何度でも楽しめます。
感じ方は人それぞれ、
正解はなく全て唯一無二のもの、
みんなちがってみんないい。
よく言われることですが、実際に体感として、本当の意味で理解するのはとても難しいことです。
だからこそこうやって視覚化してシェアできるのはとても面白いですね。
イベント開催をご希望の方はこちらまで。
ピアニストで3色パステルアートインストラクターでもある磯崎麻奈美さんのサイトです。
「音はつなぐ 空と私とあなたと」
最後は年内最後の懇親会♪
2017年最後の研修会だったので、ピザをとってみんなでわいわい楽しみました。
差し入れもたくさん。
シフォンケーキはインストラクターのご家族の方の手作りです!
3色パステルアートを通してたくさんのご縁が繋がっていきます。
ぜひ仲間に加わりませんか?
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2018年もこれまで通りコツコツと。
同時に新しいことにも積極的に取り組んでいきます。
来年も3色パステルアートをよろしくお願いいたします。