2019年06月09日(日)インストラクター交流会・研修会『リレードローイング』と『海の見える風景画』を開催しました。

3色パステルアートでは月に1度、インストラクターとしてのステップアップと、活動の情報交換のための交流会&研修会を開いています。

今月は1年ぶりの青森開催。
弘前市にある公共施設ヒロロにて開催いたしました。

交流会報告

交流会では参加したインストラクター同士で、近況報告やこれからチャレンジしたいことをシェア。先輩インストラクターに質問したり、現場で感じた疑問点を解消する場所として役立てています。

青森県内には現在約20名の3色パステルアートインストラクターがいます。

・高齢者施設で認知症の患者様、またはそのご家族と。
・地域サークルで子どもたちと。
・イベントに出展して幅広い世代に向けて。

などなど地元密着&多方面で活躍する様子が伝わる嬉しい報告会となりました。

中には青森テレビの取材が入ったという人も。

ブログから取材の問い合わせがあったそうです。
地道な情報発信も大切ですね。

研修内容

今月のテーマは二本立て。
前半は『リレードローイング(少人数・2~3人向け)』を実施しました。

リレードローイング

リレードローイングとは、複数人で1枚の絵をリレー形式で完成させる手法です。1人1枚描いているいつもとは、また違った一体感が味わえるのが魅力。絵を通して静かに対話をしているような、心地の良い時間が流れます。

そのリレードローイングの中でも、今回は少人数(2~3人)向けに特化した方法で作品を描きました。

「それ、いいね。」
「じゃあ私はこうしようかしら。」
一手一手積み重ねるうちに、自然と褒め合う空気がうまれます。


完成!

はじめは少し遠慮しながら…。
だんだんと大胆に、遊び心を持って。

じっくりこだわりながら描き進めるグループ。
はじめから一貫した統一感のある作品を仕上げるグループ。
お互いの相乗効果でどんどん作風が広がっていくグループ。

自然と生まれるその違いも、見ていてまたおもしろいものです。

海の見える風景画

3色パステルアートで描いた海の絵です。森の谷間からのぞく水平線と入道雲が印象的な作品。

後半のテーマは『海の見える風景画』

海の描き方は何パターンかありますが、砂浜の広がる海ではなく、山の間から臨む海の風景が青森県らしいな…ということで、今回はこちらの絵を選びました。

あて紙をビリビリちぎりながら、山の形を描いていきます。
手で紙をちぎる仕草も良い刺激になります。

「〇〇の海・山を描きました。」と、それぞれ馴染みのある海や山の風景を思い出しながら描いたようです。
空に光を足したり、彩雲(さいうん)を描いたり、海に船を浮かべたり、、単純な絵柄だからこそ個性が出やすい作品です。

貼り方もなんだかオシャレ…。

同郷ならではの一体感で楽しいひとときとなりました。

 

作品集

 

おまけ

終了後は社会活動家の故・佐藤初女さんが運営されていた『森のイスキア』の跡地へ連れて行っていただきました。

水の音と虫の声、木の葉が風にゆれる音。
その場にいるだけでふっと肩の荷が下ろせるような、不思議な安心感のある場所でした。

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