3色パステルアートでは、広くアートセラピーについて学ぶためのインストラクター向け研修会を開催しています。
このページでは、これまで開催してきた研修会の内容をご紹介します。(一部、現在進行形のもの、今後開催予定のものも含みます。)
*アートセラピーとは、言葉に頼らない非言語コミュニケーションを通じて、悩みや問題を抱える人にアプローチする手法。日本語では“芸術療法”とも訳され、国内では絵のみならず、音楽や演劇、ダンス、写真、俳句など、芸術を用いたセラピー全般が“アートセラピー”と呼ばれています。
フォーカシング指向アートセラピー(読書会)
ここでの読書会は、1人で読むには眠たくなってしまうような本をみんなで読みながら、アートセラピーやその周辺のことに少し詳しくなれる場です。
2025年下半期の課題図書は、
『フォーカシング指向アートセラピー:からだの知恵と創造性が出会うとき』
ローリー・ラパポート著
フォーカシングは、自分の「内側の感じ」に耳を傾けることで、心のモヤモヤや問題の答えを探っていく、心理療法のひとつです。
課題図書のタイトル『フォーカシング指向アートセラピー』とは、フォーカシングをベースとしたアートセラピーのこと。
第一部:フォーカシングとアートセラピー
第二部:フォーカシング指向アートセラピー
第三部:臨床的アプローチ
第四部:フォーカシング指向アートセラピーのエクササイズ
本書は、フォーカシングやアートセラピーについて、初学者でも比較的分かりやすく書かれています。全四部からなる分厚い本なので、これから8月〜11月までゆっくり時間をかけてみんなで読み進めていきます。
アートセラピー講座:画材探求〜画材の特徴と心理的影響を学ぶ〜
アートセラピーでは、3色パステルアートで使用しているソフトパステルの他にも、鉛筆、絵具、クレヨン、サインペン、オイルパステル等、様々な画材を使用します。
今回は『画材探求』と題して、参加者が画材を持ち寄り体験してみる①実践編と、アートセラピーにおける画材の役割を学ぶ②理論編の2回に分けての実施となりました。
持ち寄った画材(素材)は、鉛筆やパステル・絵の具といったオーソドックスなものから、キラキラペン、布、糸、粘土、折り紙などなど…たくさんのアイテムが揃いました。いろいろな画材に触れながら、その中でのパステルの位置付けを改めて考え、深める機会となりました。
『アートセラピー』その歴史と現状を紐解く
「アートセラピーのことをもっとよく知りたい!」という声をいただき企画いたしました。
2、どんな種類があるの?
3、どんな目的(効果)があるの?
4、世界のアートセラピー事情
5、日本のアートセラピー事情
6、事例紹介
7、質疑応答
1~3では、アートセラピーの歴史を紐解きながら、様々に分岐していったアートセラピーの種類やその目的(効果)を解説します。
4ではアートセラピー発祥の地のイギリスとアメリカのことを。
最後に許可を得ている範囲内で事例紹介と質疑応答で終了です。

対話型アートセラピー
オープンダイアログとアートセラピー
臨床美術
日本発のアートセラピー『臨床美術』の体験会を開催しました!
使用した画材はアクリル絵の具とオイルパステル。モチーフはザクロです。
臨床美術では、目で見たままのザクロを描くのではなく、その香り、味わい、食感…など、五感を使ってモチーフを感じる量感画という手法を用いて描きます。
ギャラリートーク
香楽(こうがく)
対話と美術鑑賞