2020年08月22日(日)インストラクター交流会・研修会『落ち葉』を開催しました。

3色パステルアートでは月に1度、インストラクターとしてのステップアップと、活動の情報交換のための交流会&研修会を開いています。
今回も新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンライン会議システムのzoomを使用しての開催です。地域の垣根を越えて、インストラクター同士交流することができました。

交流会報告

zoomの機能“ブレイクアウトルーム”を使用して、参加者を4~5人のグループに分け、まずは交流タイム。自己紹介や活動報告、活動するにあたっての困り事などを少人数でシェアしあいます。

インストラクターになったばかりの人にとっては、現場の生の声が聞ける貴重な機会。何年も活動を継続しているインストラクターにとっても良いアウトプットの場となります。

今回は広報についての質問が出たので、アナログな方法とデジタルな方法をそれぞれお伝えしました。

研修内容

今月の絵のテーマは『落ち葉』です。

8月も残りわずかとはいえ、まだまだ酷暑が続きます。けれど、研修会では季節を先取りして秋の作品を。今回のテーマの『落ち葉』は、簡単そうにみえて、複雑な色合い。実際の落ち葉も、よく観察してみると決して1色ではできていません。


落ち葉を描く時、色数の多いパステルを用意するとついつい茶色を手に取りたくなりますよね。けれど、色は混ぜれば混ぜるほど、より複雑で深みある色合いに変化していきます。赤・青(群青)・黄色(橙)の三原色だけを使うようにすれば自然と混色することができ、誰が描いても写真のような本物っぽい色を表現することができます。

偶然できた色も、計画して創ったであろうグラデーションも、虫喰いのある葉っぱも、首を傾げたような葉っぱも、1枚1枚が唯一無二のもので、とても愛おしい作品ばかりです。

おまけ

同じ手法で、淡い3色(桃・青・黄色)のパステルを使用して描いた見本です。
現実にはないけれど、幻想的で童話に出てきそうなかわいらいしい色の葉っぱを描くことができます。

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