2018年01月14日(日)インストラクター交流会・研修会『つくし』を開催しました。

 

3色パステルアートでは月に1度、インストラクターとしてのステップアップと、活動の情報交換のための交流会&研修会を開いています。

 

交流会報告

交流会では参加したインストラクター同士で、近況報告やこれからチャレンジしたいことをシェア。先輩インストラクターに質問したり、現場で感じた疑問点を解消する場所として役立てています。

 

今回は7名が参加。
少人数でお互いの活動についてじっくり話を聞くことができました。

・絵を描く準備段階のマスキングテープ、不器用な人でも真っ直ぐ貼るためのコツは?

・カフェでの開催ってどうやって実現したの?

・集客と価格設定はどうしてる?

・「もう参加したくない」と言われてしまったら?

・地域活動センターでの様子は?

・行政の依頼を受けて活動するには?

・ママ友に自分の時間を作ってもらうには?

認定講座を受けて、インストラクターになってからが本番。
実際の現場では想定外のことが起こったり、新たな疑問が生まれることは日常茶飯事。ひとりだとなかなか経験値が上がりませんが、みんなでシェアすることで知恵がたまっていきます。

 

研修内容

今回のテーマは『つくし』
これからの季節にぴったりの作品です。

「つくし」の正式名称は「スギナ」

↑スギナ[出典:雑草図鑑]

スギナの子どもを通称「つくし」と呼んでいます。つくしはあの姿のまま枯れてしまうのではなく、実は40~50センチくらいまで成長します。緑色で茎も葉もしっかりして硬くなり、スギナをパッと見た感じでは、これがもともとつくしだったとは想像ができないくらいです。

スギナはとても生命力が強くすぐに伸びてくるので、雑草として困らされている人もいるでしょう。
その生態をあらわすかのように、つくし(スギナ)の花言葉には「向上心」「努力」などがあります。

そんな姿を思い浮かべながら、元気よく伸びるつくしを描きましょう。

 

・・・と、せっかく植物を描くので、モチーフの雑学も混ぜながらスタートしました。

大人でも最近は月に1冊も本を読まない人が47%もいるそうです。驚きの数字です。本を読まないのなら一体どこで教養を身につけているのでしょう…絵をきっかけに教養も増やしていけると良いですね。

つくしの頭は指と綿棒で描いています。
指に3色のパステルを直接つけて、それをスタンピング。使う指によっていろいろな大きさ・形のつくしができます。

この作品は見た目以上に簡単です。
速い人だと20分程度で描けてしまいます。

そのため、背景にこだわれるよう時間を割いています。
シンプルなモチーフだからこそ、背景まで絵の一部として描くことで、より個性が映えます。

 

 

完成。

横一列に飾ることで、1人1人の作品が繋がって広い原っぱのようになりました。

 

次回の研修会は2月4日@新宿です。
テーマは「いちばん簡単な桜の描き方」と「パステルアートと相性の良い紙」です。

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