12月のインストラクター交流会・研修会『 応用編〜いろんな紙で作ってみよう! 』の活動報告です。
3色パステルアートでは、インストラクターのためのフォローアップ研修会を定期的に実施しています。インストラクターの資格取得後の活動開始のきっかけに、また、継続した活動を行うために、交流や情報交換の場としてご活用いただけます。
交流会報告
交流会では参加したインストラクター同士で、近況報告やこれからチャレンジしたいことをシェアしています。
今回は3色パステルアートのインストラクターが描いた作品が、ある場所に飾られるという嬉しいご報告が!情報解禁が楽しみです(^^)
研修内容
今回のテーマは『 応用編〜いろんな紙で作ってみよう! 』です。
3色パステルアートの強みのひとつは、様々な工作と組み合わせて応用ができること。ソフトパステルは凹凸のある紙であれば着色可能なので、ブックカバーやしおり、カレンダー、うちわ等、様々な紙製品をオリジナルで作成することができます。
今回はテーマの通り、パステルアートに適したいろいろな種類の画用紙を用意して実際に描いてみました。
また、画用紙と一口に言っても、画材屋さんへ行けばたくさんの種類が置いてあります。作品に合わせたり、いつもと一味違ったワークショップをしたいときは、ちょっと珍しい画用紙を使ってみても良いですね。
↑この紙は『江戸小染はな』という銘柄です。(販売元:株式会社竹尾)
花柄の凹凸がついている紙です。認知症や知的障害など脳機能の問題で形をとることが難しい人や、絵にコンプレックスがあるという人でも、この紙にソフトパステルの優しい色をのせるだけで美しい花柄が現れるので、楽しく制作を進めることができます。
↑こちらは参加者の方が描いた作品です。花の柄が雪の結晶に見えて味わい深い作品に仕上がりました。
↑こちらは和紙に描いた見本。もこもこした作風が印象的です。
↑最後は木の板に描いた見本です。画材屋さんにはハガキサイズの小さな木の板も売っています。ソフトパステルの発色も良く、力を入れなくても着色できて描き心地も良いです。
このように、ここでは紹介しきれないくらい素材を活かした様々な作品があります。子どもから大人までいろいろな素材に触れながら描く楽しみを広げていってくださいね。